自治体によって、違いはありますが、うちのケースで簡単にまとめてみます。
1.病院について
救急の場合、「急性期病院」へ行くことになります。
母のケースは、救急車を呼びましたが、うちから一番近い急性期病院が受け入れてくれました。
=検査が終わって入院となるまで、約3時間待ちました。その間、看護師さんやERの担当医師が入れ替わり立ち替わり同じことを質問してきました。=
急性期病院では、容態が安定したらリハビリを少しは行ってもらえますが、リハビリを中心に行っていくのは、次の段階の病院になります。
それを「回復期病院」と言います。
回復期病院に入院できるのも期限があり最長180日です。
入院して4、5日経過した頃に担当医からケースワーカーと相談するように言われました。
回復期病院へ移るにあたり、ケースワーカーから様々な説明を聞きました。
その時に、金銭面のアドバイスももらいました。
(後ほど書きます。)
一人で考えたり病院を探すのは大変ですが、ケースワーカーと相談すると希望する病院の空き状況や転院についての希望日も全て、先方の病院のケースワーカーと話してくださるのでとても安心です。
回復期病院へ転院してからは、理学、作業、言語のリハビリがプログラムされました。
急性期病院から退院して家へ戻れる場合はいいのですが、リハビリが必要な場合はこのように回復期病院へ転院します。
しかし、高齢者の場合、リハビリはもうやりたくないというケースもあります。
その場合は、急性期病院から退院して家へ戻るか、老人ホームなどの施設へ行くかどちらかになります。
2.老人ホームなどの介護施設について
うちの場合は、家をバリアフリー工事して車椅子で移動できるようにするには、かなり狭いので無理。
普通の有料老人ホームでは、高額で母の年金ではなんともならないので無理。
行政から補助の出る「介護付き老人保健施設」か「特別養護老人ホーム」のどちらかしか選択肢はありませんでした。
どちらにしてもいっぱいで、待たなければ入れません。
そこで、回復期病院へ入院してから2ヶ月後にケースワーカーのアドバイスを元にして介護付き老人保健施設を見学することにしました。
近隣の施設を調べて、3〜5箇所をピックアップしました。
見学は、ほぼ平日になんとか時間を取っていきました。
施設を決めるときは、必ずアポを取って見学をして、詳細説明を受けることをお勧めします。
そして、3箇所の施設に仮申し込みをしました。
先に部屋が開いた所から連絡をもらい、決まったら、他の施設には断りの連絡を入れればいいということです。
それは、各施設同じように説明をされました。
あとは、施設の担当者が病院へ行き、母の適正判断面接をします。
面接結果がOKであれば、あとは空き待ちになります。
母の場合は、私たち家族から見た第一希望に運良く入れました。
ただ、入るときは結構シビアにバタバタでした。
契約の説明も細かかったです。
3.金銭面について
*親と同居している
*世帯は親と同一である
上記2つに当てはまる方は、金銭面のことを考えて、世帯を分離されることをお勧めします。
自治体によっては、親が突然病気になった時に世帯分離をすることを受理してもらえないケースもあるようです。
ですので、世帯はあらかじめ分離しておくことをお勧めします。
病院の入院費や介護施設の使用料は、全て世帯年収で計算がされます。
すると、後期高齢者の1割負担であっても結構な料金を取られます。
私のケースでは、世帯同一のまま緊急入院したので、最初の病院では結構な料金がかかりました。
しかし、世帯を分けてからは、料金が下がりました。
施設サービスの負担軽減もすることができています。
一応、母のケースでは、身体障害者級の認定をいただきましたが、
身体障害者の○級程度と思われる要介護判定をされた方は、確定申告ができるようにハガキが送られてきます。
= 簡単にまとめてみました。何かの参考になればと思います。 =
そして、施設へ入所をすると、今度は施設での費用だけでなく衣服やパジャマなど色々購入をしなければならないです。
やっぱり、お金は必要です。
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